騒音対策 セミナー
        
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<セミナー No 504281>

【 アーカイブ配信】 (2025年3月27日(木) Live配信の録画配信です)

★ 『ロードノイズ・風切り音の低減』『静粛性による感性価値の向上』
              『建物の形状や材質に合わせた“音”対策』のヒントが得られる!

騒音対策(吸音、遮音)の考え方と
音響メタマテリアルの遮音特性

■ 講師

東京科学大学 物質理工学院 材料系 助教 博士(工学) 赤坂 修一 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2025年4月7日まで受付(視聴期間:4月7日〜4月17日まで)
※2025年3月27日(木) 10:30〜16:30の録画配信です

会 場 Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム

【習得できる知識】
・音の基本特性
・騒音対策 (吸音、遮音)材料の特性、評価法、利用法
・音響メタマテリアルの概要
・Locally resonant型音響メタマテリアルの遮音特性

【講座の趣旨】
 振動・騒音は我々の身近な社会問題の一つであり、住環境・労働環境の悪化、製品寿命の低下を引き起こす。そのため、多くの製品でその対策が講じられている。対策は、制振、防振、吸音、遮音に大別される。各対策材料に望まれる物性は大きく異なるため、それぞれの特性や考え方を理解し、材料設計や製品への適用を行うことが重要である。また、近年、音響メタマテリアルが注目されている。音響メタマテリアルは、共振、共鳴を示す構造体が波長よりも短い周期で配列した材料であり、波動の伝搬特性を制御することで、従来の材料に見られない特異な物性を示す。
 本講演では、騒音対策技術に焦点を当て、音の特性といった基礎的内容から、吸音、遮音材料の特性、評価法、材料設計の手法について解説する。また、講演者が扱っている、Locally resonant型音響メタマテリアルの遮音材料への適用に関しても解説する。

1.振動、騒音対策の概要
 1.1 振動騒音対策の種類
  1.1.1 制振
  1.1.2 防振
  1.1.3 吸音
  1.1.4 遮音

2.音の特性
 2.1 音の基本的性質
 2.2 音波による現象
 2.3 空間での音響設計
 2.4 聴覚特性

3.吸音材料
 3.1 吸音特性の評価法
 3.2 吸音材料の種類と特性
 3.3 波動理論に基づく吸音特性の解析
 3.4 各種吸音材料の吸音特性
 3.5 吸音材料の活用法

4.遮音材料
 4.1 遮音特性の評価法
 4.2 一重壁の遮音特性
 4.3 中空二重壁の遮音特性
 4.4 積層構造の遮音特性
 4.5 遮音材料の活用法

5.音響メタマテリアル
 5.1 メタマテリアルとは
 5.2 音響メタマテリアルの分類と研究動向
 5.3 負の有効質量密度と体積弾性率

6.Locally resonant(LR)型音響メタマテリアルの遮音材料への適用
 6.1 LR型型音響メタマテリアルとは
 6.2 LR型音響メタマテリアルの振動抑制・遮音特性

【質疑応答】

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