【講座の趣旨】
UV硬化型アクリルウレタン樹脂は硬化収縮が低く薄膜基材において低カールが実現できる材料として用途展開が期待されている。ウレタンアクリレートは、水素結合による凝集力及び速硬化性に優れ電子部品等の用途で使用され、原料の選択の幅が広く用途に応じて様々な諸物性を付与させることができる。本講演では、UV硬化型アクリルウレタン樹脂及びウレタンアクリレートの設計方法や特長及びその物性について紹介する。
1.UV硬化概論
2.UV硬化型アクリルウレタン樹脂の合成
2-1 ラジカル重合の合成例
2-2 UV硬化型アクリルウレタン樹脂の設計
2-3 ウレタンアクリレートの設計例
3.UV硬化型アクリルウレタン樹脂の性能、評価
3-1 硬度、タックフリー性、伸度
3-2 低カール化、耐SW性の両立
3-3 伸びるハードコートの設計処方
4.ウレタンアクリレートの機能化
4-1 低カール化と耐SW性の両立
4-2 希釈性モノマーの選択と硬化性
4-3 UV硬化PUDの設計
4-4 伸びと耐薬品性の両立
5.機能性UV硬化樹脂の設計と性能
5-1 帯電防止
5-2 親水性
【質疑応答】
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