知財DX 知財AI 導入 運用
        
『適正な知財コストの考え方と権利化、維持、放棄の決め方』
『経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法』
 
<セミナー No.505501>

【Live配信】

★DX導入の企画・提案方法、ルール作り、効果的な運用の仕組みをどう作るか!

★具体的事例から学ぶ!知財DX導入、成功の秘訣を大公開!!



知財DXの導入方法、運用ポイントと推進体制の構築


■ 講師
1.

吉田国際特許事務所 弁理士 吉田 真衣氏

2. エデュテックソリューションズ 代表 山本 隆治氏
3. (株)レゾナック 計算情報科学研究センター 兼 知的財産部 辰巳 大祐氏
4. 特許庁 総務課 情報技術統括室 情報技術調査官 櫛引 明佳氏
特許庁 審査第一部 調整課 企画調査官 五十嵐 康弘氏
特許庁 商標課 審査推進室 審査推進企画班 審査推進係長 綿貫 音哉氏
■ 開催要領
日 時

2025年5月12日(月) 10:00〜17:15

会 場 Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい。

■ プログラム

<10:00〜11:30>

【第1部】クラウドストレージを活用した 知財DXの導入、推進のポイント

吉田国際特許事務所 弁理士 吉田 真衣氏

【講演趣旨】
 いまでは言葉としては当然のように語られるDXですが、内容を理解しようとすると難しい横文字が並び、DXをイメージできずに導入まで踏み込めないという企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか?  そこで、企業での8年前のDX導入の体験をもとに、DXの実体や、DXの具体的な導入方法、また、DX導入を成功させるポイントを分かりやすく説明いたします。講演後には、みなさまがDXについて具体的なイメージを持ち、DX導入に一歩を踏み出していただける内容にしたいと思っております。  本講演は、知財に限られるものではありません。いまさらDXについて聞けない役職者の方も、DXを担当して困っている担当者の方も、これからDXを上司に提案したい方も、たくさんの方にご聴講いただければと思っております。

【講演項目】
1.DXの実体

2.DXの体験談

3.DXの導入スケジュール
  3.1 企画・提案
  3.2 クラウド設計
  3.3 ルール作り
  3.4 マニュアル作成
  3.5 トライアル
  3.6 クラウド移行
  3.7 アフターフォロー

4.DXの業務効率化のポイント
  4.1 デジタルワークスペースの作り方
  4.2 ファイル名
  4.3 デジタルワークスペースの管理方法

5.勝手にBoxユーザマニュアル
  5.1 データ共有の基本機能1
  5.2 データ共有の基本機能2
  5.3 データ共有の基本機能3
  5.4 応用例

6.まとめ

【質疑応答】


<12:15〜13:45

【第2部】知財DXの導入、運用による特許調査業務の効率化

エデュテックソリューションズ 代表 山本 隆治氏

【講演趣旨】
 知財DX導入は知財業務効率化の鍵ですが、導入には不安も伴います。本セミナーでは、導入企業がどのように効率化を実現したのか、その経緯、苦労、事例を解説します。 当初は知財DXと知財AIの違いも曖昧で、知財AIに対する過度な期待がありました。しかし実際には、AIが活躍できる仕組み作りが重要でした。具体的には、知財AIが教師データを元にディープラーニングしAIソートした順番に特許情報を精読し、途中から素読に切り替えることで、調査時間を半分に短縮することができました。中小企業でも効率的な特許調査の効果が確認されました。 知財DXは適切な仕組みとAI活用で特許調査を効率化します。今後は知財戦略やアイデア創出等、更なる知財業務への応用が期待されます。

【講演項目】
1.知財DXと知財AIを活用した特許調査の関係
  1.1 知財DXとは
  1.2 知財DXと知財AIを活用した特許調査の関係
  1.3 知財AIを活用した特許調査のメリット

2.知財AI導入の経緯
  2.1 エンジニアが特許調査を後回しにする現状
  2.2 調査件数が半分なら特許調査ができるという言い訳
  2.3 調査時間が半分で特許調査ができる知財AI活用方法を構築

3.知財AIを活用した効率的な特許調査モデル
  3.1 出願前特許調査の調査モデル
  3.2 通常調査(製品化前調査)の調査モデル
  3.3 SDI(JP)の調査モデル
  3.4 SDI(USEP)の調査モデル

4.知財AI特許調査業務の効率化事例
  4.1 大企業にける通常調査・SDI(JP,USEP)の効率化事例
  4.2 中小企業における出願前特許調査の活用事例

5.まとめ

【質疑応答】


<14:00〜15:30>


【第3部】レゾナックにおける知財DXの導入と実践

(株)レゾナック 計算情報科学研究センター 兼 知的財産部 辰巳 大祐氏

【講演趣旨】
 本講演では、株式会社レゾナックにおける知財DXの導入と実践についてご紹介します。株式会社レゾナック知的財産部では、研究開発者の負担軽減と新たな価値創造を実現するための取り組みとして、AIを活用した特許読解の効率化や知財業務の効率化に焦点を当て、各種ツールの内製化や外部ツールの導入を進めています。特許読解や知財情報解析の効率化を目指し、研究開発者の創造的活動を支援する活動についてご紹介します。

【講演項目】
1.知財DXの導入

2.AIを活用した特許読解の効率化
  2.1 特許読解の効率化
  2.2 知財業務の効率化

3.AIツールの内製化と外部ツールの導入
  3.1 特許読解支援システム(ai-PAT)
  3.2 類似順ソートシステム(ai-SRT)
  3.3 IPランドスケープ(知財情報解析)
  3.4 生成系AIの活用

4.AIツールの展開
  4.1 知財情報のダッシュボード提供
  4.2 社内教育・セミナー

5.まとめ:研究開発者の負担軽減と新たな価値創造

【質疑応答】


<15:45〜17:15>


【第4部】特許庁における人工知能(AI)の導入、活用の取組み

特許庁 総務課 情報技術統括室 情報技術調査官 櫛引 明佳氏
特許庁 審査第一部 調整課 企画調査官 五十嵐 康弘氏
特許庁 商標課 審査推進室 審査推進企画班 審査推進係長 綿貫 音哉氏

【講演趣旨】
 特許庁では、特許・商標等の審査をはじめとする特許行政の迅速化・効率化のため、特許庁内の各種業務における人工知能(AI)技術の活用可能性を検証する取組を2016年度(平成28年度)に開始し、2017年度(平成29年度)には、「人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プラン」を策定し、最新版に至るまで数回の改訂を経て、現在もその取組を継続している。 本講演では、これまでの特許庁におけるAI活用の取組の振り返り・アジャイル型開発の導入と定着に向けた取組や特許・商標審査業務領域におけるAI技術活用の取組を紹介するとともに、今後の特許庁における生成AIの活用について述べる。

【講演項目】
1.特許庁におけるAI技術活用の取組概要

2.特許審査実務におけるAI技術活用の取組

3.商標審査実務におけるAI技術活用の取組

【質疑応答】


知財DX 導入 セミナー