合成シリカ セミナー
        
次世代高速・高周波伝送部材の開発動向
“ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
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<セミナー No 508233>

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★ 誘電率を下げたい、CO2を吸着させたい、断熱性能を高めたいなど目的に応じたシリカの選び方、使い方を詳解!

合成シリカ微粒子の
分散・凝集制御および表面改質のポイント

■ 講師
笛田・山田技術士事務所 代表 博士(工学) 山田 佳之 氏

【略歴】
1993年 東京理科大学 理学部 第二部化学科 卒業
1993-2022年 富士シリシア化学(株)
2004-2007年 宮崎大学 工学研究科 博士後期課程 物質エネルギー工学専攻
 『Photocatalytic bactericidal effect of silica gel-supported metalloporphyrin complexes』
  金属ポルフィリン錯体担持シリカゲルの可視光殺菌効果で博士(工学)の学位を取得
2022年 笛田・山田技術士事務所 開業
2023年4月〜現在 東京工芸大学非常勤講師
2023年6月〜12月 東北大学客員研究員

■ 開催要領
日 時

【Live配信】2025年8月8日(金) 10:30〜16:30

【アーカイブ(録画)配信】 2025年8月20
日まで受付(視聴期間:8月20日〜8月29日まで)

会 場 Zoomを利用した Live配信 または アーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料

1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49
,500円〕

〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕

■ プログラム
【習得できる知識】
・合成シリカ微粒子の種類・特徴・分散制御・製造技術・評価手法など基礎知識と市場動向
・合成シリカ微粒子の表面処理のポイントとその用途
・次世代半導体やナノ・環境材料への用途展開など、合成シリカ微粒子微粒子の最新トピックス

【講座の趣旨】
産業材料として広く利用されている合成シリカ微粒子には、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカなどさまざまな種類があり、塗料、プラスチック、ゴムをはじめとした工業製品はもとより、「衣・食・住」のあらゆる場面で使用されています。近年では、環境配慮型材料として注目される「もみ殻シリカ」や、電子材料分野で活用が進む「中空シリカ」など、新たな用途開発も活発に進められています。
こうした背景を受け、世界の合成シリカ微粒子市場は拡大を続けており、2021年には約8,300億円、2028年には1兆9,500億円規模に達すると予測されています。一方で、合成シリカ微粒子はその形態や用途が多岐にわたるため、分類や理解が難しい複雑な産業材料ともいえます。
本セミナーでは、数ある合成シリカの中でも特に注目されている「合成シリカ微粒子」に焦点を当て、市場性を含めた構造や特性を丁寧に整理・解説いたします。
さらに、合成シリカを語るうえで欠かせない「表面改質技術」についても詳しく取り上げます。表面改質を施すことで、凝集・分散性の制御や機能性の付与が可能となり、未修飾シリカでは得られない応用展開が広がります。本セミナーでは、シリカ微粒子の選定方法と表面改質の両面から、実践的に解説を行います。
また、セミナーの後半では、今後の市場動向や最新技術についてもご紹介し、今後の開発・研究の指針となる情報を提供いたします。
本セミナーにご参加いただくことで、わずか1日で複雑な合成シリカ微粒子の全体像と、表面改質による機能性付与の技術的知見を体系的に習得いただけます。一度の受講で二つの重要テーマを学べる、非常に充実した内容となっております。
さらに、本セミナーは、企業での技術コンサルティングや製品開発に基づく豊富な実務経験を活かした内容となっており、基礎から応用まで、実践的な知識を効率的に身につけていただけます。そのため、初心者の方はもちろん、実務での応用を目指す方にも最適な内容となっております。

1.シリカとは
 1.1 結晶性シリカ
 1.2 非晶質シリカ
 1.3 合成シリカ

2.合成シリカ微粒子微粒子
 2.1 微粒子の定義
 2.2 一次粒子径とその制御
 2.3 凝集と分散
 2.4 安全性

3.合成シリカ微粒子とその用途と市場性
 3.1 コロイダルシリカ
 3.2 フュームドシリカ
 3.3 シリカゲル
 3.4 沈降性シリカ
 3.5 メソポーラスシリカ
 3.6 多孔質ガラス
 3.7 中空シリカ

4. 合成シリカの表面改質
 4.1 表面改質とは
 4.2 シラノール基
 4.3 凝集・分散制御
 4.4 構造制御
 4.5 表面処理剤の選定方法
 4.6 表面処理剤使用量の算出方法
 4.7 評価方法
 4.8 応用事例

5.評価方法
 5.1 外観
 5.2 粒子径
 5.3 粒子強度
 5.4 比表面積
 5.5 細孔容積
 5.6 細孔径
 5.7 不純物

6.最新トピックスと次世代材料

7.まとめ

8.質疑応答

シリカ 表面 改質 中空 細孔 セミナー