【講座概要】
テラヘルツ波技術は産業上の未開拓領域であるが、2022年以降ミリワット級の高出力光源や、高感度なイメージセンサーなど実用的なテラヘルツ波コンポーネントが開発され、新規事業開発が現実的なものとなってきている。本講座では、テラヘルツ波の基礎から始まり、デバイス技術の基本、さらにセンシング・イメージングシステムを組む上での必要な知識を解説し、製品化するうえでの事業の方向性や今後の展望について述べる。
【受講対象】
次世代の技術シーズ調査担当者、新規研究開発テーマ探索・企画担当者、新規光・半導体デバイス研究開発者、新規センシング・イメージング技術研究開発者、テラヘルツ・遠赤外光技術の研究者
【受講後習得できること】
テラヘルツ波の基礎と産業応用知識、テラヘルツシステムの構築技術、テラヘルツ光源・検出器技術、テラヘルツイメージング技術、テラヘルツ医用工学
1.テラヘルツ波の基礎
1.1 テラヘルツ波の特徴
1.2 テラヘルツ波技術の動向
1.3 テラヘルツ波分光・センシング
2.テラヘルツ波光源
2.1 光源技術の概要
2.2 光励起型光源
2.3 発振器デバイス
3.テラヘルツ波検出器
3.1 検出技術の概要
3.2 単一検出デバイス
3.3 イメージングデバイス
4.テラヘルツシステムと産業応用
4.1 産業応用分野とシステム
4.2 非破壊検査応用
4.3 無線通信応用
4.4 バイオメディカル応用
5.まとめと今後の展望
【質疑応答】
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