ナノコーティング評価 セミナー

        
塗工液の調製、安定化とコーティング技術
塗布・乾燥のトラブル対策
【アーカイブ配信】をご希望の方はこちらをクリックしてください

<セミナー No.509204>
【Live配信 or アーカイブ配信】

★ぬれ性 ,光学特性 ,塗膜物性や不具合についての「ナノレベル」での試験法とは?

★使用する分析機器,試料の前処理,分析実験環境の注意点とは?

ナノ粒子分散系コーティング膜の

各種評価テクニックとその応用

〜乾燥時の微粒子挙動、溶媒適性、皮膜物性の評価と機能性ナノコーティング事例〜

 
■ 講師


南保技術研究所 所長 工学博士 南保 幸男 氏

     <著書> 「防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング,評価・応用」
            (2018,技術情報協会,全78テーマ中12テーマ執筆)

 
■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年9月16日(火) 10:30〜16:30 
【アーカイブ(録画)配信】2025年9月26日まで受付(視聴期間:9月26日〜10月6日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55 ,000円(消費税込,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学,公的機関,医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座の趣旨】

◎ 流動特性(動的粘弾性/チクソトロピー/定常流動)
◎ 微粒子の分散安定性(沈降、凝集挙動/拡散挙動)
◎ 乾燥後の膜物性(耐クラック、耐クレイズ性/レベリング性/濡れ性の評価)
◎ 機能性ナノコーティング加工の事例(機能性、用途、加工方法の紹介)

などについて,平易に学んでゆきます。


【セミナープログラム】

1.コーティング膜乾燥のメカニズム
  1.1 乾燥を支配する要因
  1.2 乾燥速度と乾燥限界

2.膜中微粒子の挙動を評価する
  2.1 沈降、凝集挙動
  2.2 拡散挙動

3.コーティング膜の流動特性を評価する
  3.1 動的粘弾性
  3.2 チクソトロピーモデル
  3.3 定常流動

4.溶媒適性を評価する
  4.1 乾燥工程での溶媒の挙動
  4.2 残留溶媒の分布測定

5.乾燥後の膜物性を評価する
  5.1 耐クラック、耐クレイズ性の評価
  5.2 表面平滑性の定量評価
    5.2.1 動的表面張力の測定
    5.2.2 濡れ性変化の挙動

6.膜中微粒子の分散状態を評価する
  6.1 粒子集合状態の直接観察
  6.2 乾燥膜内の微粒子挙動


7.機能性ナノコーティング加工の事例紹介
  7.1 ナノシリカ粒子を用いたコーティング剤
  7.2 超撥水、超親水性加工膜での機能性と用途
  7.3 表面改質コートでの使用事例と加工方法

8.質問や相談される事の多いケーススタディ
  Q1 薬剤と乾燥皮膜の効果違いとは?
  Q2 加工方法の選び方とは?
  Q3 基板素材形状によるの前処理のコツとは?
  Q4 加工方法と使用装置の選択のコツとは?
  Q5 ナノ粒子塗膜で間違えやすいケースとは?
  Q6 ラボ試験のデータを実用試験に応用するコツとは?
  Q7 耐久性、耐候性、耐光性、耐摩耗性の試験方法とは?
  Q8 薬剤の安定性と皮膜の強度と加工条件への相関性とは?
  Q9 撥水、親水、防曇、防汚、防錆、
  Q10 素材表面状態(平滑、凹凸、浸透、フルクタル)と粒子皮膜の関係

  他


【質疑応答】

コーティング 密着不良 塗布乾燥 セミナー