【習得できる知識】
・化学物質の自律的管理に関する法令の全体像と最新法改正ポイント
・リスクアセスメントに必要なSDSの読み解きスキル
・今後予定されているSDSに関する法改正動向
・自社で自律的管理を確立するためのロードマップ
・CREATE-SIMPLEの評価結果の解釈とリスクが下がらない場合の対応
・CREATE-SIMPLE以外のリスクアセスメント手法の活用方法
・コスト効果の高いばく露対策を選択するための基本戦略
【講座の趣旨】
安全衛生担当者や化学物質管理者の皆様が抱える「化学物質の自律的管理は複雑で大変」という課題に対し、「企業で活躍する現役の専門家」が現場目線でわかりやすく効果的なアプローチを提供します。
2025年以降も続く最新の法改正への対応、CREATE-SIMPLEを始めとしたリスクアセスメントの困りごとの解決策、リスクアセスメント結果に基づいた効果的なばく露対策を明確に提示し、「これなら自社でもできる!」と確信できるような、明日から現場で役立つ知識をお伝えします。
1.労働安全衛生法で求められる化学物質の自律的管理の全体像と最新法改正動向
1.1 過去の災害事例から振り返る法改正の背景と自律的管理の重要性
1.2 自律的管理に求められる法要求の全体像解説
1.3 2025年以降に予定されている最新の法改正動向について
2.自律的管理に必要なSDSの読み解き方と今後予定されるSDSの法改正について
2.1 SDSを理解するための基礎知識の解説
2.1.1 GHS制度と関連法令
2.1.2 危険有害性(GHS分類と区分について)
2.2 自律的管理を進めるために確認すべきSDSの重要ポイント
2.2.1 コンプライアンス違反の防止
2.2.2 リスクアセスメント実施要否の判断
2.2.3 がん原性物質などの法対応要否の判断
2.3 これからSDSはこう変わる:最新法改正動向
2.3.1 SDS記載内容の充実化(表示すべき成分の拡大、具体的な保護具の表示など)
2.3.2 危険有害性情報の通知義務違反に対する罰則適用
3.自律的管理を確立するためのロードマップ
3.1 3ステップで進めるシンプルな自律的管理のポイント
3.1.1 ステップ1:見つける(漏れなくリスクを見つけるポイント)
3.1.2 ステップ2:評価する(効率的にリスクアセスメントを行うポイント)
3.1.3 ステップ3:管理する(効果的なばく露対策を選ぶ際のポイント)
3.2 自律的管理に必要なコストと得られるベネフィット
3.3 関係者の協力を得るためのコミュニケーションのポイント
4.現場で使えるリスクアセスメントの実践方法
4.1 CREATE-SIMPLEの活用方法:評価結果の解釈とリスクが下がらない場合の対応
4.2 CREATE-SIMPLE以外のリスクアセスメント手法の解説
4.3 各手法を組み合わせた現場で使えるリスクアセスメントの実践事例紹介
4.3.1 事例@:CREATE-SIMPLE×リアルタイムモニター
4.3.2 事例A:リアルタイムモニター×個人ばく露測定
5.リスクアセスメント結果に基づいた効果的なばく露対策
5.1 ばく露対策の基本戦略:コストを抑えて最大の効果を得るための考え方
5.2 保護具を使ったばく露対策:有効な保護具の選択方法と重大リスクを避けるための注意点
5.3 継続して作業環境を改善するために:ばく露対策効果の検証の重要性
6.質疑応答
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