AIデータセンターの放熱・冷却技術
        
次世代高速・高周波伝送部材の開発動向
次世代パワーデバイスに向けた高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
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<セミナー No.509405>
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★急速な生成AIの普及に伴うデータセンターの熱問題の実態と課題
 「空冷・液冷・液浸」各種冷却方式の特徴と技術トレンドを解説

AI時代におけるデータセンターの放熱・冷却技術とその課題


■ 講師

(株)ザズーデザイン 代表取締役 工学博士 柴田 博一 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年9月25日(木) 13:00〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年10月6日まで受付(視聴期間:10月6日〜10月16日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【本セミナーで学べること】
・データセンターでの冷却方式である空冷、液冷、液侵の3方式の違いと特色を明確にする
・各種冷却方式で使用されている多様な放熱デバイスを深く理解する
・各種冷却方式の技術トレンドを把握する


【講座概要】
近年のAI普及に伴い、メディア等で耳にする機会が急速に増えてきたデータセンターであるが、一般に目にする機会が少ないため、その概要は謎に包まれている部分が多い。膨大な電力を消費し、大量の熱を発生するため非常に強力な冷却方式が採用されており、一般的な放熱方式とはやや異なる部分もある。本セミナーでは全体像が掴みにくいデータセンターの冷却方式について、空冷、液冷、液侵の3方式について、それぞれの特徴や課題を明らかにすることで、今後の技術トレンドを把握する一助になることを目的にする。また使用されている放熱デバイスについても、その特殊性を含めて個別に詳しく解説する予定である。

1.データセンターの現状と課題
 1.1 データセンターとは
 1.2 急速に増加する電力消費
 1.3 PUE (Power Usage Effectiveness)とは
 1.4 液冷はどの程度普及しているのか
 1.5 データセンターにおける基本的な冷却方式
 1.6 各種フォームファクター

2.空冷方式
 2.1 空冷方式における主要構成要素
 2.2 サーバーボードにおける空冷の実例
 2.3 一般的な空冷様式
 2.4 列内冷却機の追加
 2.5 後扉熱交換器の追加
 2.6 CRACの冷却水はどのように冷却されるのか
 2.7 ヒートシンクを理解する
 2.8 なぜスタッグドフィンは高性能なのか
 2.9 TIMの概要
 2.10 データセンターで使われているTIM
 2.11 二重反転ファンの概要

3.液冷方式
 3.1 液冷はなぜ空冷に対して優位性を持つのか
 3.2 冷却媒体の温度
 3.3 Direct Liquid Cooling方式
 3.4 サイドカー方式
 3.5 液冷方式における主要構成要素
 3.6 サーバーボードにおける液冷の実例
 3.7 コールドプレートの構造
 3.8 コールドプレートの熱抵抗
 3.9 カプラの概要
 3.10 CDUの概要
 3.11 液漏れ対策

4.液侵方式
 4.1 液侵冷却システムの概要
 4.2 単相式と2層式
 4.3 液侵冷却の課題
 4.4 沸騰冷却とは
 4.5 冷媒の現状


【質疑応答】