データセンターが抱える熱問題の課題と冷却技術による対策動向 アーカイブ配信セミナー
        
次世代パワーデバイスに向けた 高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
電子機器の放熱・冷却技術と部材の開発
 
<セミナー No.601473>
【 アーカイブ配信】 (2026年1月15日(木) Live配信の録画配信です)

★ 空冷、液浸冷却の動向を徹底解説! 電力を使わない排熱技術を詳解!

データセンターが抱える熱問題の課題と
冷却技術による対策動向


■ 講師

(株)エルエックススタイル 代表取締役社長 杉田 正 氏

■ 開催要領
日 時

【アーカイブ(録画)配信】 2026年1月26日まで受付(視聴期間:1月26日〜2月15日まで)
  ※2026年1月15日(木) 13:00〜17:00 Live配信セミナーの録画配信です

会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき49,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき44,000円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
25年以上にわたるデータセンター研究の成果をご紹介する。AI時代を迎え、益々サーバを集合させ処理するためのデータセンター知識は重要であるが、我らが苦労してきたことを繰り返す必要は無い。動きの速いハイパースケーラが何をやっているか? ニュースは何を意味しているのか? を理解出来て、“次”を仕込めるまでのノウハウを公開する。
データセンタは、現代の多くのテクノロジーの根幹を支えるIT社会における重要なインフラである。サーバーの性能向上・小型高密度化、データセンタの規模拡大や、近年の急速な生成AIの普及拡大も背景に、サーバーやネットワーク機器からの熱の発生と、消費電力が増加している。本講演では、インフラとしての安定的な稼働に加え、地球温暖化へ省エネ対策も求められるデーターサーバーにおいて、より一層重要度を増す冷却システムについて、基礎から現状の課題・動向までを解説する。

【受講対象】
データセンター構築メンバ、クラウドサービス企画メンバ、AIサービス企画メンバなど新規事業企画でサーバに関係する方々

【受講後習得できること】
AI時代のクラウドサービスに必要なデータセンターノウハウが習得出来る。

1.データセンター熱処理入門
 1.1 サーバー種類とラック電力の進化
 1.2 冷却方式の比較(空冷 vs DLC/AALC)
 1.3 災害リスクとクーリングタワー課題
 1.4 PUE/pPUEの基礎と重要性

2.データセンター省エネ技術
 2.1 キャッピング(コンティメント)による効率化
 2.2 室温上昇・湿度管理・ドライクーラー活用
 2.3 JEITA Class-R、ASHRAE指針の適用
 2.4 再エネ・蓄電池活用(ZEB-DC事例) 
      

3.高密度データセンター対応技術
 3.1 最新GPUラックの電力規模(100?600kW)
 3.2 古い設計DCへのGPUゾーン導入事例
 3.3 CFD解析による改善設計
 3.4 大規模事例(ABCI、LRZ、Meta、Google)

4.ハイパースケーラデータセンター動向

5.まとめ・将来展望
 5.1 冷却に電力を使わず効率的に排熱する思想
 5.2 Zero Emission DC (ZEB-DC) の実現可能性
 5.3 KubernetesやAIによる自動制御・省エネ運用
 5.4 スケールするデータセンター設計指針


【質疑応答】