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【本講座で学べること】
・xEVの高電圧化に伴う材料への要求特性の変化
・耐トラッキング性と製品設計
・600V以上の高電圧領域における耐トラッキング性の評価技術
・耐熱性ポリアミド〈ジェネスタR〉PA9Tの材料特性と高電圧部品への適応性
【講座概要】
電動パワートレインを有する自動車(xEV)の高電圧化が急速に進展している。これにより、車載電装部品においては従来以上の耐電圧性能が要求され、とりわけ表面絶縁劣化に起因するトラッキング現象への耐性が重要な課題となっている。本講座では、xEVシステムの高電圧化動向を背景に、トラッキング現象の発生機構および評価指標について整理し、材料特性と製品設計との関連性を説明する。さらに、800V以上の高電圧システムの普及に反して従来の耐トラッキング評価が最大600Vに制限されていた課題に対し、最大1,000Vまで対応可能な評価系の構築について紹介する。本評価系を用いることで、高電圧領域における耐熱性ポリアミドをはじめとした種々の材料間の耐トラッキング特性について議論するとともに、電極間距離や環境負荷を考慮した条件下での耐トラッキング性についても提示する。加えて、新たに制定された高電圧対応規格UL2597に基づく評価結果を紹介する。以上より、高電圧部品向けの材料特性と製品設計および耐トラッキング性について考察する。
1.xEVシステムの高電圧化と材料に求められる耐トラッキング性
1.1 xEVシステムの高電圧化
1.2 トラッキング現象と材料の評価指標
1.3 材料の耐トラッキング性と製品設計
2.高電圧対応の耐トラッキング性評価技術の構築
2.1 従来評価法(〜600V)の課題
2.2 最大1000Vまで対応可能な評価系の構築
3.耐熱性ポリアミド〈ジェネスタ〉PA9Tの材料特性と高電圧部品への適応性
3.1 耐熱性ポリアミド〈ジェネスタ〉PA9Tの材料特性
3.2 600V以上の耐トラッキング性における他材料との性能比較
3.3 耐トラッキング性評価の更なる探索
3.4 高電圧条件の新規格UL2597での評価状況
4.まとめと今後の展望
【質疑応答】
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