接着 接合 セミナー
        
自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
“ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
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<セミナー No.506421>
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★ 接着・接合界面に生じる応力、ひずみの発生メカニズム、応力集中現象を詳解!
★ 応力分布と特異応力場の強さ(ISSF)の考え方を解析・強度評価に活かすには?

異種材料接着・接合による

応力集中発生のメカニズム、応力解析と強度評価


■ 講師

九州工業大学 工学研究院 名誉教授 工学博士 野田 尚昭 氏

■ 開催要領
日 時 【Live配信】2025年6月5日(木) 10:30〜16:30
【アーカイブ(録画)配信】2025年6月16日まで受付(視聴期間:6月16日〜6月25日まで)
会 場 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信 ※会場での講義は行いません
セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料 1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕
■ プログラム

【講座概要】
特性の異なる材料を接合して作成される異材接着接合体は、界面端に発生する応力集中により、その強度が低下します。よって、接合界面に生じる、応力やひずみの基礎と、応力が無限大になる特異応力場の考え方を、理解すれば異種接合材の強度評価が可能となります。本講座では、このような強度評価に必要な考え方と、解析手法を解説します。さらに、接合体の強度評価やその解析に関する最新の成果も紹介します。

【受講対象】
・接着・接合に従事する研究者・技術者
・特に異種材料(樹脂と金属等)の接着・接合に従事している方
・接着・接合の強度評価や接着信頼性を検討する立場の方

【受講後習得できること】
・異種材料の接着・接合界面の現象の理解
・弾性力学の観点からの接着接合界面に生じる応力集中現象の理解
・応力とひずみや応力集中の基本的な考え方と解析・評価方法

1.接着接手の強度と接着材の強度について

2.接着力発現の原理

3.接着界面の応力分布と特異応力場の強さISSF

4.特異応力場の強さISSFの求め方
 4.1 FEM応力と真の応力
 4.2 FEM解析で生じる問題点
 4.3 材料の弾性定数は均質材の応力集中にどのように影響するか?


5.き裂の応力拡大係数とその応用
 5.1 き裂の評価に用いられる応力拡大係数=ISSF
 5.2 き裂長さのISSFへの影響
 5.3き裂のどの位置が最も厳しいか(応力拡大係数の最大値はどこに生じるか)?


6.接着接手試験片における3次元形状の影響
 6.1 接着接手のどの位置が最も厳しいか(ISSFの最大値はどこに生じるか)?
 6.2 接着接手の破壊起点とISSFの関係


7.接着接手試験片形状とISSFの関係

8.接着強度を合理的に評価する試験法

9.異種材料の接着接合についての質問と回答


【質疑応答】

異種 接着 接合 セミナー