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2024年9月号目次 MATERIALSTAGE
■ 巻頭

□ 自動車パワートレインの防音・制振に関するニーズと対処事例について
語り手:いすゞ自動車(株) 近藤幸成
聞き手:技術情報協会編集部



■ 特集1

自動車分野における「熱可塑性エラストマー」,「機能性エラストマー」の要求特性,応用例

 

□ 熱可塑性エラストマーの現状について
エラストマーソリューションズカンパニー 柳澤秀樹

1.はじめに
2.TPEの定義
3.TPEの種類
4.TPEの物性
5.TPE市場
6.TPEの環境問題への対応
7.TPEの今後

□ 良触感自動車内装射出用スチレン系熱可塑性エラストマーの開発
三菱ケミカル(株) 小座間洋子

1.はじめに
2.「Tefabloc」QEシリーズと他の熱可塑性エラストマー比較
3.「Tefabloc」QEシリーズの特徴
4.今後の展開

□ ウレタン系熱可塑性エラストマー外装保護への応用について
三井化学(株) 川合由佳

1.はじめに
2.熱可塑性ポリウレタン(TPU)の特性
3.高機能ポリウレタン「フォルティモ」の特性

□ ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーによる自動車内装表皮材
ダウ・ケミカル日本(株) 服部勲

1.はじめに
2.従来の自動車向け用途展開
3.新たな自動車向け用途展開
4.EVOAIR POEレザーの特徴


□ 誘電エラストマトランスデューサの進歩とその応用
千葉科学研究所 千葉正毅
(有)Wits 和氣美紀夫

1.はじめに
2.DEの素材について
3.DEの寿命
4.DEのアプリケーション



■ 特集2

CO2からの樹脂原料,モノマー,オリゴマー等の製造と応用
 

□ 膜反応器によるCO2を原料としたプラスチック原料の高効率
(公財)地球環境産業技術研究機構 瀬下雅博

1.はじめに
2.膜反応器(Membrane Reactor)
3.CO2有効利用への膜反応器の適用検討

□ 二酸化炭素・二硫化炭素を用いる高分子材料の合成とその応用
山形大学 落合文吾

1.背景
2.五員環カーボネート構造を持つポリマーの合成
3.ポリヒドロキシウレタンの合成と反応
4.ポリヒドロキシウレタンの応用
5.脂肪族ポリウレタンの合成
6.CS2を用いる高分子の合成

□ CO2由来のポリウレタン原料イソシアネートの開発とその可能性
旭化成(株) 高瀬俊介,篠畑雅亮

1.はじめに
2.X-TTIについて

□ フレキシブル電池の実現に向けたCO2由来固体ポリマー電解質の研究
東京農工大学 木村謙斗,富永洋一

1.はじめに
2.固体高分子電解質(SPE)の概要
3.CO2/エポキシド共重合体型電解質のイオン伝導特性
4.ポリマー化学構造の検討による物性改善



■ 特集3

ペロブスカイト太陽電池の最新材料開発と製膜技術
 

□ 自己組織化を活用したペロフスカイト太陽電池の高性能化
埼玉大学 石川良

1.はじめに
2.ペロブスカイト太陽電池の構造
3.有機・無機ペロブスカイト層の成膜
4.有機・無機ペロブスカイト薄膜の表面修飾
5.フッ素系低分子・高分子の自己偏析によるペロブスカイト太陽電池の高性能化
6.まとめと今後の展望

□ ハロゲン化鉛系ペロブスカイトの新しい作製法と光電子デバイス応用
佐賀大学 江良正直

1.はじめに
2.スクイーズドアウト (SO) 法を用いた高品質ハロゲン化鉛系ペロブスカイト薄膜作製とキャビティポラリトンデバイスへの応用
3.分子LOGO法によるハイブリッド励起子系の構築とその非線形光学デバイスへの応用
4.水溶液を用いたハロゲン化鉛系ペロブスカイトの作製法と太陽電池への応用

□ 有機無機鉛ペロブスカイト結晶の結晶化過程と劣化過程のダイナミクス
桐蔭横浜大学 柴山直之

1.はじめに
2.背景
3.ペロブスカイト結晶の結晶化ダイナミクス
4.ペロブスカイト結晶(CH3NH3PbI3)の水/光に対する劣化過程の観察



■ 連載
 

□ 〜続・エポキシ樹脂 CAS 番号物語〜  硬化剤 CAS 番号備忘録
第64回 イミダゾリウム塩系イオン液体(4)
小池常夫