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2018年4月号目次 MATERIALSTAGE
■巻頭

□ 車載用蓄電池の最新動向と今後の展望
(株)テクノバ 井田 和彦

1.はじめに
2.車載用蓄電池の技術開発動向
3.車載用蓄電池( LIB) の市場動向
4.今後の展望



■特集1

車載用リチウムイオン二次電池に向けた三元系正極材料の開発
 

□ 三元系正極材の特性と電極板製造の課題
泉化研(株) 菅原 秀一

1.はじめに
2.リチウムイオン電池の特性向上(エネルギー特性,パワー特性とサイクル寿命)
3.正極材の特性向上(単元系,多元系と開発系)
4.多元系正極材(化学組成,合成方法とモルフォロジー)
5.電極板の製造における課題
6.実用電池としての課題(電解液,コストと用途分野)

□ 液相加振法による固体電解質および三元系正極活物複合体の調製と電気化学的特性
豊橋技術科学大学 松田 厚範

1.はじめに
2.液相加振(LS)法

3.調製したLPSの構造と特性
4.LPSを用いた全固体リチウム電池の構築
5.核成長(SEED)法によるNMC/LPS正極複合体粒子の調製と全固体リチウム電池への適用 
6.おわりに

□ 軟X線XAFSの電池劣化解析への応用 
−三元系電池を中心とした劣化解析事例−
立命館大学 太田 俊明,(株)日産アーク 与儀 千尋

1.はじめに
2.軟X線XAFS実験法
3.軟X 線XAFS 解析法
4.電池の劣化解析
5.おわりに



■ 特集2

高屈折率材料の作製と複屈折の低減
 

□ 高屈折率・超低複屈折ポリカーボネートのレンズ展開事例
三菱ガス化学(株) 加藤 宣之

1.はじめに
2.レンズへの展開例
3.カメラの薄型化に効果的な高屈折材料
4.おわりに

□ ヘテロポリ酸を用いた高屈折率ポリマーの開発
熊本大学 伊原 博隆

1.はじめに
2.分散剤やナノサイズ化を必要としない複合化の考え方
3.溶液キャスト法による透明材料の作製
4.高屈折率化への工夫
5.おわりに

□ 透明高分子材料の光弾性係数の低減
名古屋工業大学 信川 省吾

1.はじめに
2.高分子フィルムの複屈折と光弾性係数
3.光弾性係数の低減
4.おわりに


■ 特集3

プラスチックの劣化を防ぐ添加剤の作用機構と不良対策

□ 添加剤の凝集形態と高分子の高次構造制御による ブリード対策
群馬大学 黒田 真一

1.はじめに
2.ブリードアウトの熱力学
3.帯電防止剤のブリードアウト挙動
4.マテリアルズ・インフォマティクスの要素
5.データは価値の源泉
6.他分野からのレッスン
7.様々なシナリオ
8.これからの材料開発

□ 酸化防止剤,光安定剤の配合による高分子の酸化劣化対策
(株)ADEKA 三觜 優司

1.はじめに
2.高分子の劣化機構と添加剤の役割
3.酸化防止剤の種類と作用機構
4.光安定剤の種類と作用機構
5.各種高分子用の添加剤配合と酸化劣化対策
6.おわりに

□ ポリプロピレンフィルム中添加剤の拡散・ブリード挙動の評価
(一財)石油エネルギー技術センター 若林 淳

1.はじめに
2.2段階移行モデル
3.添加剤のブリード実験
4.2段階移行モデルを用いたブリード解析
5.おわりに


■ 連載

これだけは覚えておきたい化学物質規制の動向

第1回 化学物質規制の国際動向
(同)HatoChemi Japan 宮地 繁樹

1.化学物質と人間
2.化学物質は安全なのか,それとも危険なのか
3.化学物質のハザードとリスク
4.国連の動き
5.おわりに