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技術情報協会:メンタルヘルスマネジメント
【 第6号 内容】  メンタルヘルスマネジメント  2013年8月号 
 
<巻頭言>メンタルヘルス・チェック法案について

近畿大学 法学部 教授、厚生労働省労働政策審 議会安全衛生分科会 公益代表委員、専門委員 三柴丈典
 
 【 特集 】現場で知りたい! うつ病から復職した研究者への接し方<Q&A>

1.うつ病等から復帰する研究開発職の職員を、復帰後元の業務(研究開発)に戻してよいか?

静岡産業保健推進連絡事務所 特別相談員 労働衛生コンサルタント 住吉健一

 

2.うつ病から復職してきた研究員にどの程度仕事を任せたらよいか?

産業医科大学 産業生態科学研究所 作業関連疾患予防学研究室 非常勤助教 岩崎明夫 

1.専門家の活用
2.復職時の負荷の視点
3.いわゆる「新型うつ」をめぐり

3.うつ病から復職した研究員の遅刻、欠勤はどこまで許すべき?

旭硝子(株) 中央研究所 健康管理センター 産業医 松本純子

1.うつ病からの復職
2.裁量性勤務
3.研究員の特殊性
  ・勤務時間
  ・突発的な仕事
  ・専門性

4.うつ病は完治するか?周りのメンバーはどんなことに気をつけるべきか?

京セラ(株) 本社 総務統括本部 環境統括部 安全防災部 健康管理室 産業医 山田達治

1.職場復帰支援の重要性
2.症状の回復を把握する
3.復職から完治まで
4.成功する支援の共通点

 <メンタルヘルス最前線>
【法務】
労働基準監督署調査の概要と是正報告書の作成にあたっての注意点

加賀社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 加賀英治

1.労働基準監督署の調査とは?
2.違反事項がある場合に労基署は何を行うか?
3.是正報告書の作成にあたっての注意点
  ・基本的なスタンス
  ・是正報告書の書式
  ・未払い残業代を遡って支払うように指摘された場合

【ハラスメント】
"部下を次々と食い潰す" クラッシャー上司の実態と対策

アンダーソン・毛利・友常法律事務所 嘉納英樹、大橋さやか

1.上司によるいじめの実態
2.いじめが労働者・加害者・企業に与える影響
  ・いじめが被害者に与える影響
  ・いじめが加害者に与える影響
  ・いじめが企業に与える影響
3.いじめの予防のための対策
  ・経営者の意思表示
  ・いじめ防止規定の策定
  ・業績評価の基準・職務範囲の明確化・部下の管理状況の把握
  ・実態の把握
  ・管理職への教育・周知
  ・一般従業員への教育・周知
4.いじめ解決のために企業がとるべき対策
  ・相談窓口の設置
  ・調査の実施
  ・解決の場の設置
  ・再発防止策
5.労働者が取り得る選択肢
6.おわりに・・・企業に対して
7.おわりに・・・一般従業員に対して

【復帰支援】
慶應義塾大学が取り組む,職場復帰支援を中心とした産業メンタルヘルス事業〜KEAP(キープ)について〜

慶應義塾大学 ストレス研究センター 医学部精神・神経科学教室 白波瀬丈一郎
慶應義塾大学 ストレス研究センター 医学部精神・神経科学教室   加藤元一郎

1.企業のメンタルヘルスの現状
2.働くことを重視したメンタルヘルス対策
3.自分が現場に入り込み、実際にやってみせること
4.職場復帰プロセスの標準化と可視化
5.きめ細やかで質の高い支援を行えるチーム作り
6.KEAPについて

【予防】
技術系労働者のメンタルヘルス問題へのアドバイス

まいんずたわーメンタルクリニック 仮屋暢聡

 

【海外赴任】
海外勤務者のメンタルヘルスマネジメントのポイント

横浜労災病院 心療内科部長 津久井要

1.海外勤務者が抱えるストレスの構図
2.海外勤務者のメンタルヘルス不調
  ・軽度のメンタルヘルス不調
  ・中等度以上のメンタルヘルス不調
3.コンプライアンスとしてのメンタルヘルスマネジメント
  ・安全配慮義務
  ・メンタルヘルスからみた留意点
4.一次予防の重要ポイント
5.二次予防のポイント
  ・症状が不眠もしくは軽い体調不良のみにとどまる場合
  ・一応の勤務が可能であっても一時帰国対処が妥当な場合

【マネジメント】
人事異動に伴うメンタルヘルス不調の対応について

キヤノン(株) 矢向事業所 産業医 菅裕彦

1.ストレスモデルからみた職場のストレスとメンタルヘルス不調の関係
  ・ストレスモデルにおけるストレス対応
  ・不安定な就労とメンタルヘルス不調
2.入社に伴うストレスとメンタルヘルス不調
  ・不本意感
  ・生活の変化
  ・相談に至るまでの問題点
3.異動などの環境の変化に伴うメンタルヘルス不調
4.職場における対応について、期待すること
  ・職場におけるよい関係をつくる
  ・変化に対して早く気づくようにする

【不安障害】
働く世代を襲う「社交不安障害」の実態と職場でできる取り組み −早期発見の重要性−

千葉大学 大学院 医学研究院 認知行動生理学 吉永尚紀
 千葉大学 大学院 医学研究院 認知行動生理学 教授 清水栄司

1.社交不安障害とは
  ・苦手な状況は千差万別で、周囲の人が気づきにくい症状に苦しむ
  ・多くの人が悩んでいるが、自分でも病気であると気づきにくい
2.うつ病の陰に隠れる社交不安障害
  ・社交不安障害と日本の文化、職場の環境変化
3.社交不安障害は治療可能な「病気」である
  ・お薬を用いた治療(薬物療法)
  ・治療者との面接を通しての心理学的な治療(認知行動療法)
4.職場でできる「早期発見」に向けた取り組み
【連載】  現場が抱える「復職」への悩み・疑問を解決!(第2回)
『精神疾患をもつ社員の復職後パフォーマンス低下への対応』

(有)ジーエムシー 取締役 武神健之

1.復職前:復職するときのメンタル社員の状態と事前対策
  ・復職するときのメンタル社員の状態
  ・復職するメンタル社員への事前対策
  ・上司への事前対策
2.復職後の就業制限の考え方とフォローするときのポイント
  ・「ストレス原因の分類」からみた就業制限
  ・「就業時間×業務の質・量」からみた就業制限
  ・就業制限期間中のフォローアップポイント、把握すべきポイント
3.復職後のメンタル社員とのコミュニケーション
  ・復職プランに則っているときのメンタル社員とのコミュニケーションポイント
  ・復職プランに則っていないときのメンタル社員とのコミュニケーションポイント