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2020年 10月号 目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集2  CPC構築・運用の原則と現実
           
〜ケースバイケースで考えるGCTP適合の必要性

■ トピックス記事  (モダリティ比較、AI時代の個別化予防医療、QbDに基づいたプロセス設計)


特集1  医師・患者の深層意識に眠るアンメットメディカルニーズの発掘法と活かし方

『深層意識に眠るアンメットニーズを引き出す医師・患者調査でのポイント』

(株)シード・プランニング

1.はじめに
2.アンメットニーズの概念
2.1 アンメットニーズを理解する上で必要なインサイト
2.2 医薬品においてもマーケティングが重要な理由
2.3 顕在アンメットニーズと潜在アンメットニーズ
3.アンメットニーズの掘り起こし
3.1 アンメットニーズの掘り起こしにはカスタマーへの理解を深めることが必須
3.2 アンメットニーズを掘り起こす考え方のプロセス
3.3 アンメットニーズは異視点からの掘り起こしが必要
3.4 潜在アンメットニーズを掘り起こすリサーチ手法
3.5 インサイツから方向性を導き出す

 

『ペイシェントジャーニー作成による医師・患者のインサイトの発掘』

(株)ワンピースプランニング

1.はじめに
2.ペイシェントジャーニーの概略
2.1 ペイシェントジャーニー作成の意義
2.2 2 種類ペイシェントジャーニー
2.3 ペイシェントジャーニーマップのコンテンツ
2.4 ペイシェントジャーニーにおける指標の設定
3.ペイシェントジャーニーに基づくインサイトの発掘
3.1 インサイトとは
3.2 インサイトの発掘
4.おわりに

 

『アンメットニーズ・インサイト情報を活用した戦略の構築と実行』

大日本住友製薬(株)

1.はじめに
2.患者数推計のために定義している市場
3.アンメットメディカルニーズ市場
4.顧客のインサイト
4.1 疫学的に患者数がほぼ特定されており, そのほとんどの患者が受療する市場
4.2 疫学的におおよその患者数はわかっているが,確立した診断法
   あるいは治療法が無いため受療する患者数が確定できない市場
4.3 患者の存在は明白だが疫学的な裏づけが無い市場
4.4 本来は独立した市場と定義できるが 便宜的に既存の市場に包含されてしまっている市場
5.戦略の構築と実行
5.1 治癒( 完治)・寛解を目指す医師への戦略構築
5.2 早期の確定診断を必要と感じる医師への戦略構築
5.3 潜在患者の顕在化が重要と考えている医師への戦略構築
5.4 QOL を重視した医師への戦略構築
6.戦略実施に当たって
7.顧客のインサイトを読み違えた例
8.まとめ

 


■ 特集2 CPC構築・運用の原則と現実
          〜ケースバイケースで考えるGCTP適合の必要性

『事業採算性・製造ボリュームを考慮した細胞製造施設設計および運用の考え方』

大阪大学

1.はじめに
2.細胞製造と細胞製造性
3.細胞製造と工程の柔軟性
4.細胞製造と無菌操作環境の運用
5.チェンジオーバーガイドラインを活用した製造管理の考え方と製造コスト
6.アイソレータシステムを採用した細胞製造施設
7.モジュール方式を利用した製造システムの考え方
8.おわりに

 

『施設設計・レイアウトの原則と製造ボリュームに応じた応用的考え方』

三機工業(株)

1.はじめに
2.CPCの構造設備と設備要件
2.1 構造設備規則
2.2 区域内のレイアウトと環境設定
3.製造ボリュームに応じた新たな構造設備の考え方の提案
4.おわりに

 

『CPC作業員の教育・SOP作成におけるGCTP適合の原則と現場対応』

(株)レトロクラーク

.はじめに
2.治験実施時のGCTP という目標
3.CPC 作業員の教育
3.1 マンパワー不足の軽減=作業担当区分
3.2 製造と開発の違い
4.SOP の作成
4.1 作業担当区分に応じたSOP
4.2 業務の引継ぎを前提とした培養SOP
5.SOP に書かれないCPC 作業員の教育

 

『GCTP対応を想定したCPC運用のコスト試算』

(株)早稲田大学アカデミックソリューション

1.はじめに
2.コスト試算手法
2.1 コスト試算の必要性,役割
2.2 コスト試算の手順
3.まとめ

 

『シングルユース活用によるGCTP適合とCPC運用の効率化』

藤森工業(株)

1.はじめに
2.シングルユースとは
2.1 シングルユース製品の特徴
2.2 シングルユース製品の使用におけるリスク
3.シングルユース製品が重要品質特性へ与える影響について
4.製品品質に与えるシングルユース製品由来の不純物の残存
4.1 抽出物/溶出物
4.2 不溶性微粒子および不溶性異物
4.3 エンドトキシンおよび微生物
5.シングルユース製品が再生医療等製品の安定供給に与える影響
5.1 シングルユース製品の管理
6.おわりに

 


■ トピックス記事

『各医薬品モダリティの利点・ボトルネック比較』

武田薬品工業(株)、日本イーライリリー(株)、立命館大学、北海道大学

1.はじめに
2.低分子化合物
3.タンパク質医薬品
4.再生医療製品(ヒト細胞加工製品)
5.核酸医薬品
6.遺伝子治療用製品
7.まとめ

 

『AI 時代の個別化予測に基づく予防医療』

(国研)理化学研究所

1.はじめに
2.説明(Explanation)と予測(Prediction)
3.メカニズムの限界
4.病気を予測するための基盤
5.高次元データの表現方法
6.未来を予測するとは何か?
7.健康とは何か?
8.情報理論,自己組織化,メカニズムの統合 
9.まとめ

 

『QbDに基づいたプロセス設計・スケールアップの進め方』

東京理科大学

1.はじめに
2.製剤設計
3.医薬品製造と品質
4.製剤の製造管理
4.1 製造方法4
4.2 研究開発段階における品質特性の解析と把握による知識の蓄積
5.製剤開発
5.1 重要品質特性
5.2 デザインスペース
5.3 管理戦略
5.4 異なる製剤開発手法
6.QbD の事例:単位操作デザインスペースによる凍結乾燥注射剤の設計
6.1 薬物 Y の熱分解について
6.2 アウレニウス式による安定性予測

『打錠特性の可視化による打錠障害の予測』

秋山錠剤(株)

1.はじめに
2.打錠
3.打錠障害
4.打錠特性の可視化による打錠障害の予測
4.1 粉体の粘弾性特性
4.2 原薬の応力変位曲線と圧縮成形体の引張強度
4.3 錠剤の強度と錠剤排出圧
4.4 製剤のイメージング技術
4.5 錠剤断面の応力分布シミュレーション
4.6 打錠シミュレータ(圧縮成形プロファイル)
5.おわりに

 

 

 

アンメット メディカル ニーズ 本