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2021年 1月号 目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集2 バイオ医薬品の関連特許判例とLCM戦略

■ トピックス記事  (コロナウイルス関連特許、固体NMR、バイオフィルム、デジタルヘルスケアなど)


巻頭

■ 中分子ペプチド医薬品開発に向けた規制上の課題と取組

国立医薬品食品衛生研究所

1.はじめに
2.中分子ペプチド医薬品開発における品質・安全性評価の現状と課題,AMEDペプチド班の活動
 

特集1  各自治体におけるGMP調査の傾向と分析

■ 福島県におけるGMP適合性調査の現状

福島県保健福祉部薬務課

1.はじめに
2.医薬品等製造業者の状況
3.GMP調査体制
4.GMP調査実施状況(平成31(令和元)年度)
5.GMP調査における指摘事項(平成31(令和元)年度)
 5.1 品質サブシステム関係
  (1)文書管理
  (2)変更管理
  (3)原材料等の管理
 5.2 構造設備サブシステム関係
  (1)機器の保守点検・校正
  (2)クリーンルームの管理
 5.3 製造サブシステム関係
  (1)工程検査にかかる教育訓練
  (2)無菌性保証
 5.4 包装サブシステム関係
  (1)生データの管理
  (2)目視検査の精度管理
 5.5 試験検査サブシステム関係
  (1)試験方法差し替え時の対応
  (2)試験記録用紙の発行管理
  (3)安定性モニタリング

■ 京都府におけるGMP適合性調査の現状

京都府健康福祉部薬務課

1.はじめに〜京都府の産業・医薬品等を中心に〜
2.京都府のGMP調査における監視指導の組織の状況について
3.GMP調査の実施状況、指摘の傾向などについて
 (1)製造等の条件の設定及びその日常的な管理範囲
 (2)記録の作成意義と役割
 (3)複数の作業者によるプロセスの管理
 (4)ダブルチェックのすり抜け
 (5)製造業者と製造販売業者の品質への考え方の相違
 (6)文書・記録の保管
 (7)外部委託しているプロセスの活動の責任
 (8)パソコンなどの時刻変更
 (9)責任者である認識がない業務の未履行
4.特別調査により見えた品質保証の問題点
5.GMP調査から見えるもの
6.京都府の薬事に対する支援〜京都府薬事支援センター〜

■ 埼玉県におけるGMP適合性調査の現状

埼玉県保健医療部薬務課

1.はじめに
2.埼玉県のGMP調査体制
3.埼玉県内の医薬品製造業許可施設数とGMP適合性調査実施状況
4.GMP調査における指摘事項の一例

■ GMP査察を受ける準備と心構え

中間物商事(株)(元神奈川県庁薬務課)

1.はじめに
2.査察の目的
 2.1 適合性調査
 2.2 立入検査
3.査察の準備
 3.1 ハード(設備)
 3.2 ソフト(文書)
4.まとめ(心構え)


特集2 バイオ医薬品の関連特許判例とLCM戦略

■ バイオ医薬品はどのように特許期間延長をするのか?

ユニード国際特許事務所

1.特許期間延長とは
2.バイオ医薬品の特許期間延長
3.モデルナ社のCOVID-19ワクチン関係特許を例として
4.まとめーLCMから見たいわゆる特許期間延長制度について

■ バイオ医薬品に関わる最近の審決・判決例

元持田製薬(株)

1.はじめに
2.機能表現クレームの技術的範囲に関する判例(ヘムライブラ事件)
3.機能表現クレームで記載された特許の有効性に関する判例(ユルトミリス事件)
4.リーチスルー・クレームの有効性に関する判例(プラルエント事件)
5.医薬用途特許の記載要件が示す技術的範囲に関する判例(リツキシマブ事件)
6.特許権存続期間延長の要件に関する判例(アバスチン事件)

■ 多重特異性抗体等の各種抗体医薬の特許動向

三枝国際特許事務所

1.はじめに
2.多重特異性抗体の特許動向の探索
3.事例紹介
4.おわりに

■ バイオ医薬品のライフサイクルマネジメント戦略

(株)アサヒ・シーアンドアイ

1.虫食い承認
2.知財的な側面からみた場合のバイオ医薬品における用途特許の効果
3.具体例:バイオ医薬品のヒュミラのライフエクステンション戦略


トピックス記事

■ コロナウイルスに関する特許動向と今後の課題

日本大学

1.はじめに
2.ウイルスと特許制度の歴史
3.新型コロナウイルスに対する医薬品開発と特許動向
4.ウイルス研究と特許動向
5.今後の課題

■ 固体NMRによる医薬品原薬・製剤の評価

千葉大学

1. はじめに
2. 固体NMR
3. 固体NMRの一般的手法:CP/MAS法
 3.1 MAS法:固体NMRスペクトルの高分解能化
 3.2 CP法:固体NMRスペクトルの高感度化
4. CP/MAS法による評価事例
 4.1 結晶多形の評価
 4.2 非晶質の評価
 4.3 懸濁液の評価

■ バイオフィルムの形成機構・薬剤耐性と制御技術

静岡大学

1.はじめに
2.バイオフィルムの形成機構
 2.1 付着
 2.2 マイクロコロニー形成
 2.3 成熟
 2.4 脱離
3.バイオフィルムにおける抗生物質の効能低下
 3.1 薬剤透過性の低下
 3.2 遺伝子発現プロファイルの変化
 3.3 増殖活性の低下
4.バイオフィルムの制御法
 4.1 抗バイオフィルム剤
 4.2 分解酵素によるバイオフィルム制御

■ デジタルヘルスケア時代の事業育成(第3回)

PwC Strategy&

1.はじめに
2.デジタル化を成功させるためのプロセス・インフラ
 2.1 アジリティ(俊敏な取組み)
 2.2 デジタル化における経営の役割を定義
 2.3 インフラの整備
3.デジタル技術による事業育成のために必要なカルチャー
 3.1 デジタル文化
 3.2 カルチャー改革の成功要件