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2021年 4月号 目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集2 連続晶析プロセスの設計・工程管理と医薬品原薬製造への応用発

■ トピックス記事  (POC試験デザイン、リポソーム製造、エンドトキシン試験、
              GLP/非GLP 関連文書、原薬
洗浄バリデーションなど)


特集1  ゲノム編集技術を応用した医薬品の規制動向と応用開発

■ ゲノム編集技術を活用した医薬品・治療技術開発の展望と課題

自治医科大学

1.はじめに
2.医療分野におけるゲノム編集技術の応用
3.標的探索の技術的背景
3.1 網羅的標的探索のモダリティ
3.2 遺伝子ノックアウト
3.3 遺伝子編集による転写調節
3.4 CRISPR/Casによる標的スクリーニング
4.CRISPR/Casスクリーニングの実際
4.1 プール型スクリーニングとアレイ型スクリーニング
4.2 機能喪失スクリーニング
4.3 機能獲得スクリーニング
4.4 合成致死
5.標的同定以後のゲノム編集
5.1 化合物スクリーニング
5.2 ヒット化合物の確認
5.3 リード化合物の同定と最適化におけるゲノム編集
5.4 臨床試験からのフィードバック
5.5 診断薬への利用
6.展望と課題

■ ゲノム編集技術応用医薬品の開発で留意すべき国内外規制・ガイドラインの動向

金沢工業大学

1.はじめに
2.新規モダリティーとしてのゲノム編集技術の定義
3.EUにおけるゲノム編集を利用した遺伝子治療についての考え方
4.米国のゲノム編集を利用した遺伝子治療についての考え方
5.WHOのゲノム編集への取組
6.わが国の考え方と世界との比較

■ ゲノム編集技術を応用した遺伝子治療の臨床とその展望

国立成育医療研究センター

1.はじめに
2.現行の遺伝子治療の問題点
3.ゲノム編集技術を用いた遺伝子治療の現状
4.ゲノム編集技術を応用した遺伝子治療の今後の展開

■ ゲノム編集によるヒトiPS細胞モデルの作製技術と医薬品評価への応用

大阪大学大学院

1.はじめに
2.医薬品開発における非臨床試験の現状
3.ゲノム編集によるヒトiPS細胞モデルの作製 
3.1 ヒトPS細胞におけるゲノム編集の課題
3.2 ヒトiPS細胞を用いた高効率ゲノム編集法の開発
4.ゲノム編集を施したヒトiPS細胞による医薬品評価 
4.1 薬物代謝酵素CYP2C19欠損ヒトiPS細胞による肝毒性評価系の構築
4.2 薬物代謝酵素CYP3A4欠損ヒトiPS細胞による肝・腸管毒性評価系の構築
4.3 トランスポーター MDR1欠損ヒトiPS細胞による薬物動態評価系の構築
4.4 トランスポーター PEPT1欠損ヒトiPS細胞による薬物動態評価系の構築
5.展望


特集2 連続晶析プロセスの設計・工程管理と医薬品原薬製造への応用

■ 連続晶析プロセスの流路設計と粒子挙動制御

神戸大学

1.はじめに
2.連続化における反応器モデルアプローチ
2.1 理想反応器モデル
2.2 非理想反応器モデル
2.3 連続化において考慮する点
3.連続式振動流バッフル反応器
3.1 OBRの原理と性能
3.2 OBRの設計条件および操作条件
3.3 晶析プロセスのためのOBR流路設計
3.4 晶析プロセスのための粒子挙動制御
3.5 OBRによる晶析
4.おわりに

■ PAT ツールを使用した連続晶析

メトラー・トレド(株)

1.はじめに
2.バッチ式から連続晶析への移行を可能とするインプロセスモニタリング
2.1 収率を上げるための多段階アプローチ
2.2 収率を上げるための多段階アプローチ
3.ラセミ化合物分離のための連続優先晶出
3.1 ラセミ混合物の優先晶出
3.2 エナンチオピュアなイソバリン精製のための低コスト手法
3.3 まとめ

■ 晶析工程の連続化による医薬品原薬の製造とその留意点

スペラファーマ(株)

1.はじめに
2.医薬品の連続製造の動向
3.医薬品原薬製造における連続晶析
4.バッチ晶析と連続晶析
5.MSMPR晶析装置による連続晶析
6.MSMPR晶析装置のカスケード運転
7.おわりに

トピックス記事

■ 事業性評価の観点から見たPOC試験デザインのポイント

ロート製薬(株)

1.はじめに
2.POC試験の目的と得られる情報
2.1 POC試験の目的
3.TPP の設定と事業評価
3.1 TPP とは
3.2 TPPを軸とした医薬品開発
4.TPP達成可能性の予測確度を高めるPOC試験設計 
4.1 POC試験プロトコール立案時の留意点
4.2 開発品に期待する事業価値とPOC試験の設計
4.3 TPP達成レベルの予想確度を高めるPOC試験デザイン設計,実施方法
4.4 POC試験結果の判断基準の設定
5.おわりに

■ 富士フイルムのリポソーム・脂質ナノ粒子製剤製造への取組み

富士フイルム(株)

1.はじめに
2.リポソーム製剤開発への取組み
2.1 リポソームの粒子設計
2.2 リポソームの製造プロセス
3.脂質ナノ粒子製剤開発への取組み
3.1 LNPの粒子設計
3.2 LNPの製造プロセス
4.CDMOへの展開

■ エンドトキシン試験における分析法バリデーションおよびデータインテグリティの対応

ロンザ(株)

1.はじめに
2.エンドトキシン試験法と分析法バリデーション
2.1 再生医療等製品のバリデーションの場合
3.エンドトキシン試験から見たデータインテグリティ(データ完全性)
3.1 各ガイダンスで求められているデータインテグリティ(データ完全性)とは!
3.2 監査証跡の重要性
4.これからのエンドトキシン試験

■ 承認申請をふまえたGLP/非GLP関連文書の信頼性確保のポイント

AEIC研究所

1.はじめに
2.非臨床に関連する試験
3.試験の信頼性に直接係わる文書
4.GLP と非GLP 試験
5.書面の検証(QC)
6.生データ/文書のコンピュータ化(電子化)
7.おわりに

■ 原薬製造設備の洗浄バリデーションでの留意点

住友化学(株)

1.はじめに
2.設備洗浄プロセスの設計
2.1 洗浄方法の種類と標準化
2.2 洗浄剤に関する留意点
2.3 洗浄の繰り返しに関して
3.洗浄バリデーション
3.1 スワブサンプリングについて
3.2 洗浄評価のための分析
3.3 時間制限
4.残留基準の考え方
4.1 10ppm基準,1/1000基準(0.1%基準)
4.2 毒性学的基準(HBEL)
4.3 HBELの算出に用いられるPDEについて
4.4 HBELと古典的な基準の比較
4.5 目視による評価
5.許容基準に達しなかった場合の処置
6.バリデーション完了後の対応
7.最後に