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2022年 2月号 目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集2 改正GMP省令の求める 医薬品品質システム(PQS)の具体的構築法

■ トピックス記事 
   
 国際共同試験・外国データの利用
     多変量解析を用いた医療ビッグデータ分析
     抗体医薬品及び再生医療等製品のCMC申請

     ICH E6 R2 にそった治験のQMS


特集1  mRNA医薬品の開発動向と薬事対応のポイント

■ 薬事対応の観点からみたmRNA医薬品の品質・安全性評価

金沢工業大学

1.はじめに
2.mRNAワクチンの設計
3.製法開発
4.バルク精製したmRNAの特性解析
5.規格試験の考え方
6.非臨床試験
6.1. 動物モデルにおける安全性・毒性
6.2. 薬理作用
7.臨床評価
8.最後に

■ mRNA医薬品の今後の投与経路考察と研究開発動向

京都府立医科大学

1.はじめに
2.感染症予防ワクチン
2.1 筋肉内投与
2.2 皮内投与
2.3 点鼻投与
3.がんワクチン
3.1 静脈内投与
3.2 リンパ節内投与
4.がん免疫療法
5.希少遺伝性疾患治療
5.1 静脈内投与
5.2 経気道肺投与
5.3 ゲノム編集治療
6.その他のタンパク質補充治療
6.1 抗体医薬
6.2 心外膜投与
6.3 高分子ミセルの局所投与
7.おわりに

■ マイクロ流路デバイスによるmRNA脂質ナノ粒子製剤の連続生産

ライラックファーマ(株)

1.はじめに
2.脂質ナノ粒子の種類と製法
3.脂質ナノ粒子の製造における課題
4.mRNA脂質ナノ粒子の製造におけるマイクロ流路の利用
5.mRNA脂質ナノ粒子の製造におけるマイクロ流路の利用例(1)流体力学的絞り込み流路
6.mRNA脂質ナノ粒子の製造におけるマイクロ流路の利用例(2)カオス的混合流路
7.mRNA脂質ナノ粒子の製造におけるマイクロ流路の利用例(3)希釈制御流路
8.マイクロ流路利用の課題と今後の展望


特集2 改正GMP省令の求める 医薬品品質システム(PQS)の具体的構築法

■ ICH Q10を参考にした医薬品品質システムの構築

ノビオ コンサルティング(合)

1.はじめに
2.医薬品品質システム(PQS)の概要:(薬食審査発0219第1号、薬食監麻発0219第1号)
2.1 PQS の内容やデザインに関する主な要件につ いては下記の通り規定されている。
2.2 PQS に関する文書の作成
3.改正GMP省令の規定(薬生監麻発0428 第2号令和3年4月28日付より)
4.PQSの設計、組織、文書化上での留意事項(欧米の規制とのハーモナイゼーション)
4.1 製造管理者の業務
4.2 品質保証機能の業務
4.3 その他
5.最後に

■ リスクのランクに応じた品質リスクマネジメントおよびバリデーションの具体的実施法

医薬品・食品品質保証支援センター

1.はじめに
2.品質リスクマネジメント(以後 QRM) の意義について 
2.1 QRM の適用範囲
2.2 CRM の原則
2.3 CRM の実施責任者
2.4 CRM のプロセス
3.医薬品品質システムにおける品質リス クマネジメントを活用した継続的改善 の概念 −リスクマネジメントを活用 した改善プロセス−
4.リスクマネジメントの実施について
4.1 リスクのランク付けについて
4.2 重大性(欠陥の影響の大きさ)の評価基準事 例を表 1 に示す
4.3 確率(欠陥が発生する可能性)の評価基準事例
4.4 検出可能性(欠陥を発見する能力)の評価基 準 事例
4.5 品質リスクアセストメント評価 事例
5.バリデーションの品質リスクマネジメ ント事例
5.1 バリデーションの適格性評価実施で予想され
るリスクの特定及び分析
5.2 予想される欠陥モード(発生の可能性がある 危害の状態)の特定
5.3 バリデーションマスタープラン作成
5.4 要求仕様書の作成
5.5 据え付け時適格性評価の作成
5.6 運転時適格性評価の作成
5.7 性能適格性評価作成
6.リスクコントロール事例
6.1 表 9 のバグフィルターの欠陥モードを例とし てリスクコントロールを例示する
6.2 表 10 のリスクコントロールを事例として品 質リスクアセスメント事例を示す

■ 科学的なリスクマネジメントのための統計手法の活用法

エイドファーマ

1はじめに
2薬事法改正,GMP 省令改正パブコメの概要
2.1 実効的な品質システム(PQS)の構築
3科学的なリスクマネジメントのための統計手法の活用法
3.1 品質リスクマネジメントとは(QRM, ICH Q9)
3.2 リスクマネジメントの方法と手法
3.3 ハザード分析と重要管理点
3.4 支援統計的手法
3.5 手法の組合せ
3.6 実施例
4.ICH Q10 と GMP の包括的 PQS の取組み
5.まとめ

トピックス記事

■ 国際共同試験を含む外国データはドラッグ・ラグ解消のためにどう利用されるべきか

メドペイス・ジャパン(株)

1. はじめに
2. 承認申請における外国データの利用状況の変遷   
3. 再び増加しつつある日本の未承認薬
4. 国際共同治験への参加を含む日本での開発を阻む要因  
5. まとめ

■ 多変量解析を用いた医療ビッグデータにおけるデータ分析超入門

公立諏訪東京理科大学

1.はじめに
2.リアルワールドデータ
4.教師なし学習と教師あり学習
4.多変量解析の種類
5.データマイニングとデータモデリング
6.教師なし学習
6.1 クラスタ分析
6.2 主成分分析
6.3 アソシエーション分析
6.4 相関分析
7.教師あり学習
7.1 回帰分析
7.2 ロジスティック回帰分析
7.3 ニューラルネットワーク

■ 抗体医薬品及び再生医療等製品のCMC 薬事・申請での留意点

多摩大学

1.はじめに
2.抗体医薬品及び再生医療等製品の基本的な開発プロセス
2.1 基本的な開発プロセス
2.2 低分子医薬品及びバイオ医薬品の成功確率
2.3 開発初期から作成する CMC 薬事文書
3.抗体医薬品,再生医療等製品の CMC課題と対応のポイント
3.1 新モダリティ医薬品の特徴
3.2 抗体医薬品及び細胞加工製品の開発の課題と対応
4.抗体医薬品,再生医療等製品の CMC薬事文書作成の留意点
4.1 抗体医薬品,再生医療等製品の CMC 薬事文書
4.2 既承認の抗体医薬品,再生医療等製品のQbD に係わる主な記載内容
5.CMC 薬事デザイン

■ ICH E6 R2 にそった治験におけるQMS の構築と運用

(株)Real Discovery Outdoors

1.はじめに
2.品質管理の歴史と ISO9000s の QMS
3.治験における品質と ICH E6R2 における QMS
4.ツールとしての Lean Six Sigma
4.1 DMAIC
4.2 Voice of Customer(VOC)
4.3 Critical To Quality(CTQ)
4.4 Project Charter
4.5 SIPOC
4.6 プロセスマップ
4.7 Failure Mode And Effect Analysis(FMEA)
4.8 パレート図
4.9 Value-added Flow Analysis
4.10 Fishbone chart
5.治験における QMS の実践導入と Lean Six Sigma ツール
5.1 Issue Management への Lean Six Sigma の利用
5.2 Risk Management への Lean Six Sigma の利用
6.QMS 実践導入に向けた人材育成
7.ICH E6 R2 にそった治験における QMSの構築と運用のポイント 
8.まとめ

■ <連載講座>小児医療と小児製剤(第 3 回)

国立成育医療研究センター製剤開発室・東京理科大学薬学部

1.子供の病気に関する情報 1)
2.原発性免疫不全症候群(指定難病 65)3)
2.1 原発性免疫不全症候群の代表的疾患
3.原発性免疫不全症候群の症状
4.治療法
4.1 遺伝子治療
4.2 遺伝子治療課題
5.遺伝子デリバリー 6)
5.1 遺伝子導入の標的細胞
5.2 組織・細胞への遺伝子導入法について
5.3 レトロウイルスベクター
5.4 アデノウイルスベクター
6.アデノシンデアミナーゼ欠損症(ADA 欠損症)の治療方針 
6.1 感染症治療
6.2 造血幹細胞移植
6.3  免疫不全症候群 ADA 欠損症による遺伝子治療:酵素補充療法
6.4 海外における ADA 遺伝子治療
6.5 北海道大学における ADA 遺伝子治療
6.6  アデノシンデアミナーゼ欠損症による免疫不全の遺伝子治療遺伝子治療