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2022年 11月号目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集1 モダリティ医薬品の事業化,収益化戦略

■ 特集2 AI,シミュレーションを活用した医薬品製造工程,製剤設計の最適化

■ トピックス記事 
   
 医薬品分析で使用される HPLC の基礎とトラブル対策
     クラウドシステムのバリデーションの実施手順とそのポイント
     CFD を活用した撹拌装置のプロセス開発

     毛髪再生医療のための細胞培養技術と 臨床応用に向けた課題
     連続生産におけるろ過装置の種類, スケールアップ検討と開発
     <連載>医薬品工場の国際化多様化に向けたHSEリスクアセスメントの必要性


特集1  モダリティ医薬品の事業化,収益化戦略

■ モダリティ医薬品の事業化,収益化戦略 次世代モダリティ医薬品の事業性評価

みずほ証券(株)

1.次世代モダリティの開発動向
2.次世代モダリティの足元のパイプラインと薬価
3.次世代モダリティの事業性評価

■ 製造原価の構成と製造コスト試算の考え方 〜再生医療等製品 (細胞加工製品) について〜

大阪大学

1.はじめに
2. 細胞加工製品の製造工程における培養加工の特徴
3. 細胞加工製品における製造管理の考え方と製造原価の算出方法
4.製造コスト削減可能な構造設備設計の考え方
5. 運用管理における製造原価低減のポイントと工程自動化による効果
6.製造単価の低減に向けた本当の課題
7.おわりに

■ 遺伝子細胞治療製品の商用製造を外部委託する際のポイント

神戸医療産業都市推進機構

1.はじめに
2.再生医療等製品と CAR-T 細胞
3.遺伝子細胞製剤の製造を受託するCDMO
4.遺伝子細胞製剤の特殊性
5.CDMO における遺伝子細胞製品の製造
6.遺伝子細胞製剤の製造コスト
7.遺伝子細胞製剤の製造プロセス確立
8.遺伝子細胞製剤の製造委託の実際の流れ
9.遺伝子細胞製剤の課題と今後

■ 薬価からみるモダリティ医薬品の事業化戦略

クリエイティブ・スーティカル(株)

1.はじめに
2.現行の薬価制度とその動向
3.モダリティと市場動向
4.薬価の事業化戦略
5.これからのモダリティーを考慮した薬価戦略
6.おわりに


特集2 AI,シミュレーションを活用した医薬品製造工程,製剤設計の最適化

■ 製剤処方設計 AI の開発

京都大学  理化学研究所

1.はじめに
2.製剤処方プロセスの現状と課題
3.製剤処方設計 AI プロジェクト
3.1 製剤処方設計 AI 用の学習データ収集
3.2 製剤処方からの錠剤物性値予測
3.3 錠剤の溶出シミュレーション
4.おわりに

■ 人工知能 (AI) による打錠条件の最適化検討

(株)畑鐵工所

1.はじめに
2.実験の概要
2.1 打錠実験と機械学習の目的
2.2 実験結果と考察
3.AIによる条件の最適化
3.1 製品毎に最適な運転条件の予測
3.2 生産中の変動因子による最適な運転条件の予測
3.3 非破壊試験での製品品質の予測
4.まとめ

■ AI を活用したバイオ生産マネジメント

(株)ちとせ研究所

1.はじめに
2.バイオ生産への AI 技術の応用
2.1 AI 技術の活用法
2.2 AI 学習に求められるデータ
2.3 学習データの効率的な取得
3.開発事例のご紹介
3.1 コンボリューショナルデータによるソフトセンサの予測精度の改善
3.2 動的な最適制御値の提案
4.おわりに


トピックス記事

■ 医薬品分析で使用される HPLC の基礎とトラブル対策 (システム適合性試験を中心に)

元 (株)東レリサーチセンター

1.はじめに
2.システム適合性試験
2.1 システムの性能
3.その他(移動相調製のミス)

■ クラウドシステムのバリデーションの 実施手順とそのポイント

(株)シグマクシス

1.はじめに
2.クラウドのサービスモデルと事業者の責任範囲
3.クラウドシステムの CSV 実施手順
3.1 計画
3.2 開発/検証
4.供給者アセスメントのポイント
4.1 対象製品の GxP 領域での使用実績
4.2 CSV に関する知識と教育
4.3 21 CFR Part11 や ERES 指針への対応
4.4 データインテグリティ対応
5.まとめ

■ CFDを活用した撹拌装置のプロセス開発

呉工業高等専門学校

1.はじめに
2.CFDの概要
3.撹拌装置・プロセス開発の事例
4.スケールアップへの CFD 適用
5.おわりに

■  毛髪再生医療のための細胞培養技術と臨床応用に向けた課題

横浜国立大学大学院  神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)  JST さきがけ

1.はじめに
2.毛包と脱毛症
3.細胞移植によるミニチュア化毛包の再活性化
4.末期脱毛症患者のための移植組織の移植による毛髪再生
5.毛髪再生医療の未来像と課題

■ 連続生産におけるろ過装置の種類, スケールアップ検討と開発

三菱化工機(株)

1.はじめに
2.ろ過の概要
3.固液分離(ろ過)装置の分類と特徴
3.1 バスケット型遠心ろ過機
3.2 単板型ろ過機
3.3 回転型ろ過機
4.ろ過のスケールアップ検討−ろ過試験−
4.1 ろ過試験における評価方法
4.2 ラボ規模における試験方法
4.3 ベンチ規模・パイロット規模における試験方法
4.4 スケールアップ検討での留意事項−ろ過試験−
4.5 スケールアップ検討での留意事項−装置特性−
5. ろ過のスケールアップ検討− 「バッチと連続」 と 「運転 (装置) と生産 (製品)」−
6. 革新的連続生産システム iFactory(R)への適用と連続回転ろ過機 CURUPO(R)の開発
7.おわりに

■ 医薬品工場の国際化多様化に向けた HSE リスクアセスメントの必要性

佐野 HSE コンサル(株)

1.はじめに
1.1 HSE リスクアセスメントの実施目的は何でしょう?
1.2 HSE リスクアセスメントの種類について
1.3 HSE リスクアセスメントを実施する人
2.リスクアセスメントのあるべき姿
2.1 GMP と HSE のリスクアセスメント
2.2 国内企業のリスクアセスメントを正しく運用すべき製薬会社の立ち位置
2.3 取るべき対応
2.4 適用範囲
2.5 国際化多様化社会におけるリスクアセスメントの重要性
3.日本国内の製薬企業における国際化に対応するリスクアセスメントの現状
4.日本国内企業に求められる国際的リスクアセスメントのあるべき姿
5.HSE 関連リスクアセスメントの手法と運用
5.1 リスクアセスメントの趣旨,目的
5.2 リスクアセスメントの基本的な運用プロセス
5.3 HSE 関連リスクアセスメントの種類
6.各種カテゴリーのリスクアセスメント手法
6.1 安全作業
6.2 Ergonomics(人間工学)リスクアセスメント
6.3 プロセスリスクアセスメント
6.4 BCM とサプライチェーンリスクアセスメント
6.5 原薬曝露管理定性定量リスクアセスメント
6.6 火災リスクアセスメント
6.7 工程移管リスクアセスメント
6.8 環境リスクアセスメント
7.まとめ