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2023年 9月号目次    「PHARMSTAGE」

■ 特集2 製造部門におけるデータインテグリティ対策

■ トピックス記事

   ・In silicoを活用した医薬品からのN-ニトロソアミン類の生成リスク評価法
   ・医療機器の事業化および事業性評価のポイント
   ・ MEMS技術を用いた次世代経皮吸収製剤(薬剤投与デバイス)
   ・ゲノム編集生物に関する国内外の規制と各国における国民理解醸成の取組み


■ 特集1  脂質ベースのナノ DDS(リポソーム・脂質ナノ粒子)の設計時の考え方,調製方法

『RNA送達技術としての脂質ナノ粒子』

東北大学

1.はじめに
2.LNPを基盤とした細胞内動態制御
2.1 LNPの構成成分
3.体内動態制御
4.おわりに

『脂質ナノ粒子(LNP)製剤の設計理論』

長崎大学

1.はじめに
2.脂質ナノ粒子の構成要素
2.1 イオン化脂質
2.2 PEG脂質
2.3 リン脂質
2.4 コレステロール
2.5 粒子構造における脂質分子の分布
3.脂質ナノ粒子の細胞内動態
4.脂質ナノ粒子の体内動態
5.脂質膜への機能性分子の修飾
6.おわりに

『リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の調製方法』

富士フイルム(株),富士フイルム富山化学(株)

1.はじめに
2.リポソームの調製方法
2.1 粒子形成
2.2 整粒
2.3 ローディング
2.4 精製
3.脂質ナノ粒子
3.1 粒子形成
3.2 精製・濃縮
4.おわりに

『審査報告書からみる承認済み脂質ナノ粒子製剤の考察』

北海道大学病院

1.品質
2.非臨床薬物動態試験
3.毒性試験
4.臨床薬理試験
5.臨床的有効性及び臨床的安全性


■ 特集2 製造部門におけるデータインテグリティ対策

『医薬品製造におけるデータインテグリティに関する留意点と事例紹介』

独立行政法人医薬品医療機器総合機構 

1.はじめに
2.データインテグリティの確保に関する課題
3.データインテグリティ確保のための体制づくり
3.1 データガバナンス
3.2 定期的なレビューの実施
3.3 経営陣の関与
3.4 取組みの例
4.製造部門の各活動におけるデータインテグリティの確保のポイント
4.1 バリデーション、適格性評価等
4.2 製造指図記録書について
5.まとめ

『紙ベースのデータインテグリティ対策』

C&J

1.データインテグリティに関する規制
2.データインテグリティに関する期待
3.紙ベースのデータインテグリティ
3.1 紙ベース記録でデータインテグリティを確保するために
3.2 データ品質とインテグリティを保証するシステム設計
4.まとめ

『紙から電子データ移行時の重要ポイント』

電子規制対応アドバイザー

1.はじめに
2.電子化のメリット
2.1 組織活動の効率化
2.2 セキュリティの強化
3.ハイブリッド運用の注意点
4.電子化における課題
5.紙から電子データへの移行
5.1 電子文書
5.2 電子化文書
5.3 電子化文書対応における注意点
6.生データ保管の重要性
7.おわりに

『監査員の目から見た電子データのデータインテグリティ対策』

GMP/GDPコンサルタント

1.はじめに
2.データインテグリティ
2.1 データインテグリティとは?
2.2 データインテグリティに関するガイド
3.電子データ・電子記録
3.1 製造における電子データや電子記録とは?
3.2 電子データ・電子記録に関する要求事項
4.電子データや電子記録のデータインテグリティの着眼点
4.1 規制当局査察における着目点と指摘事例
4.2 監査における電子データや電子記録のデータインテグリティの着眼点
5.電子データのデータインテグリティ対策
6.まとめ


■ トピックス記事

『In silicoを活用した医薬品からのN-ニトロソアミン類の生成リスク評価法 』

国立医薬品食品衛生研究所

1.はじめに
2.N-ニトロソアミン類の生成経路
2.1 自然界におけるN-ニトロソアミン類の生成
2.2 N-ニトロソアミン類の医薬品への混入
2.3 In silicoによるN-ニトロソアミン類の生成予測
3.おわりに

『医療機器の事業化および事業性評価のポイント』

サナメディ(株)

1.はじめに
2.医療機器の事業化プロセス
3.医療機器の事業化におけるポイント
3.1 ニーズ・コンセプトフェーズのゴール
3.2 臨床的位置づけ
3.3 コンセプト決定へのアプローチ
4.新規事業アイデアの事業性評価のポイント
4.1 市場規模・成長性
4.2 顧客価値(ニーズと課題解決)
4.3 競合優位性(独自性、知財等)
4.4 解決策の実現可能性(POCの程度)
4.5 薬事(クラス分類、申請区分等)
4.6 採算性(保険、価格、原価等)
4.7 商流(製販、製造等)
5.まとめ

『MEMS技術を用いた次世代経皮吸収製剤(薬剤投与デバイス)』

広島市立大学

1.はじめに
2.単結晶Si製マイクロニードル
3.生分解製マイクロニードル
3.1 生分解性マイクロニードル作製方法
3.2 MEMS技術による生分解性マイクロニードル作製例
3.3 先端分離型マイクロニードル
4.物理的方法による穿刺評価
5.おわりに

『ゲノム編集生物に関する国内外の規制と各国における国民理解醸成の取組み』

筑波大学,東洋大学

1.はじめに
2.世界におけるゲノム編集生物の取扱い
2.1 南北アメリカ大陸
2.2 アジア・オセアニア
2.3 アフリカ
2.4 ヨーロッパ
3.世界におけるゲノム編集技術の社会受容に関する調査
3.1 米欧における大規模ウェブ調査
3.2 アルゼンチン政府機関が開催したアウトリーチイベントから見えた社会受容イベントに重要なこと
3.3 マダガスカルにおけるゲノム編集陸稲が生産者・ステークホルダーに受容されるための条件
4.日本におけるゲノム編集技術の社会受容に関する調査
4.1 Twitterのツイート解析によるゲノム編集食品の表示政策に関する反応のプロファイリング
4.2 農林水産省が実施するアウトリーチ活動で見えてきた説明することの効果
5.ゲノム編集のヒトへの適用に関して日本で行われた認知度・受容度調査について
5.1 ゲノム編集の認知度は受容度に比例するが、ヒト生殖細胞への適用は基本的に懸念される
5.2 中国のゲノム編集双子誕生による一般市民の意識変化
6 おわりに